【News】2025年版ワールド・トラベル・インデックス(WTI)安全都市ランキングでダバオ市が第2位に

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ダバオ市は、2025年版「ワールド・トラベル・インデックス(以下WTI)」による「フィリピンの安全な都市ランキング」において第2位に選出された。

安全スコアは(80.73ポイント)であり、1位のドゥマゲテ市(81.36ポイント)に次ぐ順位である。世界ランキングでは、3,028都市中1,132位にランクインしている。

各項目の内訳は、日中の安全性(89.12)、夜間の安全性(83.12)、窃盗の少なさ(77.13)、薬物の少なさ(72.57)、暴力の少なさ(80.89)となっている。

なお、WTIは本安全指数について、現在進行中の社会不安や軍事衝突は評価対象に含まれていないと明記しており、渡航者に対しては、政府や現地当局の安全ガイドライン、ならびに職業上の安全対策や渡航に関する勧告に従うよう注意を促している。

ランキングの第3位は、ブラカン州(76.42ポイント)、バターン州バランガ市(76.15)、ケソン州ルセナ市(75.24)でこれに続いた。

第6位は、カマリネス・スル州ナガ市(75.02ポイント)、続いてバギオ市(73.99)、プエルト・プリンセサ市およびレガスピ市(71.34ポイント)となった。

第10位には、マカティ市(70.41ポイント)がランクインしている。

WTIは「このランキングは、旅行中の安全性が高い都市を示すものであり、順位が高く数値が大きいほど、その都市が提供する安全性も高いことを意味する。逆に、順位が低く数値が小さいほど、安全性は低くなる」と述べている。

またWTIによると、都市の安全性はNumbeo犯罪指数に基づく5つのサブカテゴリー――日中および夜間の安全性、窃盗の少なさ、薬物の少なさ、暴力の少なさ――において、住民および訪問者の評価をもとに算出されている。

さらに、旅行の種類、食事、水道水の安全性、詐欺、交通手段などの安全性に関わる「その他のカテゴリー」については、「5,000万件の旅行関連ウェブサイトに対するAI支援による集約的な分析」や、RedditやQuoraに投稿されたユーザーの報告をもとに評価している。

WTIは、安全性、インフラ、観光資源、コストなど、複数のカテゴリーに基づいて都市、島、国を評価・ランク付けする旅行特化型のプラットフォームである。

なお、ダバオ市は2024年にも、クラウドソース型プラットフォーム「Numbeo」において、タイ・チェンマイおよびシンガポールに次ぎ、東南アジアで最も安全な都市の第3位に選出されている。

Numbeoは、犯罪発生率、警察の対応力、市民による安全性の認識などに関するユーザー提供のデータをもとに、各都市の評価を行っている。

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