【News】2017年第四半期、北ミンダナオ地方の貿易量が国内最高となる

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北ミンダナオ地方の5つの州が、2017年の第四半期の国内貿易量の22%を占め、地方単位では国内で最も高い貿易量との一次報告を、フィリピン統計庁(以下、PSA)が発表した。PSAの報告によると、ブキドノン州、カミギン州、北ラナオ州、西ミサミス州、東ミサミス州で構成される北ミンダナオ地方は、142万トンの貿易量を記録し、続いて中部ルソン地方(135万トン)、そして中部ビサヤ地方(89万トン)となっているとのこと。

ミンダナオの他の地方は、ダバオ地方が23万トン、カラガとソクサージェン地方がそれぞれ14万トン、ザンボアンガ半島地方が8万トン、イスラム教徒ミンダナオ自治地域が4万トンとなっている。国内で最も多く取引された商品は、250万トンの食品と生動物であり、41億7,100万ペソ相当になる。これらが取引全体の72.5%を占めると、PSAは報告した。

しかしながら、金額的には機械・輸送機器が59億7,200万ペソとリードしている。続いて、食品と生動物、そして製造品の21億2,400万ペソとなっている。

他の取引商品を挙げると、鉱物燃料、潤滑油及び関連材料が17億4,600万ペソ、飲料とタバコが8億7,300万ペソ、化学及び関連製品が8億4,900万ペソ、雑工業品が7億1,100万ペソなどである。

PSAの記録によると、昨年第四半期の内国貿易の総貿易量は648万トンであり、2016年同時期の621万トンより4.2%増加した。一方で、内国貿易の取引総額は、2016年の181億6,400万ペソから2.9%減少し、176億3,900万ペソであった。この内、99.9%を船、残りを飛行機が運んでいる。

また、2017年第四半期貿易収支では、東ビサヤ地方が最も好調で、16億9,100万ペソ、続いて中部ルソン地方(12億7,700万ペソ)、中部ビサヤ地方(12億5,500万ペソ)、北ミンダナオ地方(12億5,400万ペソ)、マニラ首都圏(6億8,800万ペソ)、ダバオ地方(5億4,100万ペソ)、ソクサージュン地方(3億9,600万ペソ)、イスラム教徒ミンダナオ自治地域(1億7,300万ペソ)となっている。