【News】ダバオ市陸上輸送ターミナル、選挙当日にバス運行1,000便を計画

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ダバオ市陸上輸送ターミナル(以下Dcott)は、2025年の国政・地方選挙(NLE)を前に、乗客数の大幅な増加を見込み、準備を強化している。

Dcottの責任者、アイサ・ウソップ氏によると、2025年5月12日の選挙当日には、有権者がそれぞれの故郷へ帰省できるよう、最大1,000便のバス運行が見込まれているという。

ウソップ氏は、5月6日の「dxDC」のラジオインタビューにおいて、「予定されているバス便が不足した場合には、Dcottがダバオ地方陸上輸送フランチャイズ・規制委員会(LTFRB-Davao)と連携し、追加運行のための特別許可を確保する準備がある」と強調した。

ウソップ氏はまた、「このような積極的な対応策は、すべての乗客が遅延なく移動できるようにすることを目的としている」と述べた。有権者が投票のために帰省することから、乗客数の増加は5月9日にピークを迎えると見込まれている。

ピーク時には最大で75,000人の乗客が見込まれることから、Dcottは地元の警察機関と連携し、警備体制を強化した。ターミナル構内の安全かつ秩序ある環境を確保するため、追加の人員や群衆整理用バリケード、緊急対応部隊が配備されている。

一方、混雑のさらなる緩和とバス利用者の利便性向上を目指して、Dcottはオンラインチケット予約システムを再導入した。このプラットフォームを利用すれば、乗客は携帯端末やパソコンから事前にチケットを予約でき、窓口での長蛇の列を避け、乗客の流れをよりスムーズにすることができる。

このシステムは使いやすい設計となっており、リアルタイムで座席の空き状況を確認でき、安全な決済オプションやデジタル領収書の発行も可能である。乗客はこれらを乗車チェックポイントで提示することができる。

2024年11月時点で、選挙管理委員会(Comelec)は、2025年の選挙に向けてダバオ地方に登録された有権者が合計3,386,929人であることを報告した。この数字には、2024年2月12日から9月30日までの登録期間中に新規登録した有権者と、情報を更新した有権者が含まれる。

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