2025年1月28日（火）に開催される春節の祝賀行事に向けて、ダバオ市警察（以下DCPO）は200人以上の警察官を動員し、市民の安全を確保する予定だ。 DCPOの広報担当であるヘーゼル・トゥアゾン警察大尉は、この警備体制について「祝賀行事の平和と安全を維持するための措置」と説明した。
DCPOはすでに地元の中国系コミュニティと連携し、警備対策や行事の計画について協議を行っており、多くのダバオ市民が参加するこの伝統行事が円滑かつ安全に進行するよう準備を進めている。
警察の配備は、市内の主要な祝賀エリアを中心に強化される予定で、大勢の人が集まることが予想されるため、秩序を維持するための重要な措置となる。 また、DCPOは春節の祝賀行事において、厳しく禁止される物品や行為のリストを発表した。禁止事項には、花火や爆竹の使用、喫煙、バックパックや大型のカバンの持ち込み、検問エリアでのジャケットやサングラスの着用、飲酒、レーザーライトの使用、爆弾に関する冗談、銃器・ドローン・刃物類の持ち込みなどが含まれる。
トゥアゾン警察大尉は、警察が警備を強化する一方で、市民の協力も不可欠であると強調。市民に対し、警戒を怠らず、不審な行動を見かけた場合は通報するよう呼びかけた。 また、今回の警備体制は、文化的伝統を尊重しつつも公共の安全を最優先するというダバオ市の姿勢を示すものでもある。 春節の祝賀行事では、龍舞やパレード、花火大会などが予定されており、大勢の観客が訪れることが見込まれている。
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