2024年8月24日、数千人の警察官が人身売買、児童虐待、および性的暴行の容疑がかけられているキングダム・オブ・ジーザス・クライスト(以下KOJC)の創設者、アポロ・キボロイ牧師を逮捕するためにKOJCの施設の調査を開始した。
フィリピン司法省(以下DOJ)は、KOJCの30ヘクタールの敷地内で進行中の警察活動を支持しており、これらの行動が「対等な裁判所からの法的命令」によって導かれていると強調した。これは、2024年8月27日に地方裁判所(以下RTC)第15部のマリオ・C・ドゥアヴェス裁判長が署名した一時的保護命令(以下TPO)に関連している。 8月29日に発表された声明では、DOJはKOJCの創設者アポロ・キボロイと4人の共犯者に対する逮捕令状の合法的な執行を確実にするために、PNPを支持するとされている。
さらに、警察の行動が有効な逮捕令状に沿って行われているものであり、捜索活動中に違法行為は行われていないことを明確にした。 DOJはPNPの活動を支持しているが、もしもPNPがKOJCのメンバーの生命、自由、安全、財産を脅かすような行為をした場合は直ちに全ての活動が停止されると主張している。また、TPOは、教会のメンバーが警備制限に直面することなく自由に出入りすることを許可している。 まだまだ緊張が続くKOJC関連のニュース、一般住民も影響を受ける可能性があるため今後も動向を追っていく必要がある。
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