【News】ロドリゴ・ドゥテルテ元大統領、ミンダナオ鉄道プロジェクトの継続を期待

道路

元大統領ロドリゴ・ドゥテルテは、彼の政権下で開始された大規模プロジェクトの一つであるミンダナオ鉄道プロジェクト(以下MRP)が、フェルディナンド「ボンボン」マルコス・ジュニア政権下でも継続されることを期待している。 MRPは、ドゥテルテ政権のBuild, Build, Buildプログラムの一環として計画された大規模インフラプロジェクトで、ミンダナオの島間の連結性を改善し、経済発展を促進することを目的としている。

MRPのフェーズ1であるタグム-ダバオ-ディゴス区間は、105キロメートルの路線で、ダバオデルノルテからダバオデルスルまでの移動時間を現在の3.5時間からわずか1.3時間に短縮することが出来ると期待されている。8つの駅が設置される予定で、タグム、カルメン、パナボ、ムディアング、ダバオターミナル、トリル、サンタクルス、ディゴスが含まれる。 当初、この鉄道プロジェクトの資金は中国の政府開発援助(以下ODA)からの調達が期待されていた。しかし、フィリピン政府は2023年9月22日付の中国大使黄錫聯への書簡で、中国からの資金援助を求めない意向を示したと財務省は述べている。

この融資申請撤回の理由は書簡には記載されていない。 ドゥテルテ氏は、中国がこのプロジェクトの実現に関心を持っていたが、西フィリピン海での領土紛争による「地政学的な問題」の影響を受けていると述べ、今後中国に支援を求めることが、フィリピンが親中派であると示すことになると語った。 また、現在米国が鉄道プロジェクトの資金提供に関して十分な資金を有していないため、フィリピンを支援することができないという。フィリピンが頼ることができる他の国は日本である。

現在公共交通機関はジプニー、トライシクル、バイク、タクシーとまだまだ種類が少ない。そして毎日のように深刻な渋滞が問題となっている。鉄道の建設には膨大な費用と時間を有するが、完成したら人々の生活はより快適なものになることは目に見えている。

【News】悪化するダバオの道路渋滞、原因と解決方法についてダバオ市民の考察

【News】ダバオの交通渋滞なんとかして!ダバオ市長、道路の修復と建設を優先するように指示

【News】ダバオの情報ポータルサイト「ダバオッチ」でサポーター募集開始!

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社