【News】共産主義テロリストグループによる犠牲者を追悼、ダバオ市パキバトにて平和記念碑の除幕

市役所

2024年3月29日、ダバオ市パキバト地区で、共産主義テロリストグループ(以下CTG)の犠牲になった人々を称える平和記念碑が除幕された。

第56歩兵タタグ大隊とコラサスのバランガイ地方政府はパキバトにある平和記念碑に、花輪を捧げる式典を行った。大隊指揮官のエマニュエル・P・ガルシア中佐は、この記念碑は、CTGによる暴力の兵士を含むすべての犠牲者を称えるものだと述べた。

また、ガルシア氏は1980年12月30日にフィリピン憲兵隊員13人と民間人5人が新人民軍に襲撃され死亡した悲劇的な出来事について、「この平和記念碑は、暴力の連鎖を拒絶し、平和、生命への畏敬、正義の原則を受け入れるという揺るぎない決意の象徴である。暴力は決して社会変革の手段にはなり得ない」と語った。

この催しのテーマは “持続可能な平和と統一のための繁栄 “であり、平和と団結の必要性を強調している。ダバオ市は2022年3月24日に反政府勢力やテロ組織からの解放を宣言した。市政府によると、地域から反政府勢力が追放されたことで、パキバトでは、農道から市場までの道路や政府施設といった主要なインフラ計画が実現したという。

悲しい歴史を繰り返さないために、このような式典を通して過去の出来事、平和の尊さを語り継いでゆく必要がある。

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