フィリピン統合弁護士会(以下、IBP)のダバオ支部は1月21日、シンガポールで250人の海外フィリピンの労働者(以下、OFW)のために、法律扶助ミッションを行なった。
IBPダバオ支部の代表であるRogelio Largo氏は、シンガポールのフィリピン大使館で250人のOFWに対して、法律支援ミッションに39人の弁護士が参加したと発表した。また同氏は、同サービスが海外の家庭でヘルパーとして働いているOFWの生活で起こる様々な問題や懸念に対し支援を行っていくと語った。
同氏は、フィリピン人労働者が海外で経験している問題として、結婚に関する問題、金銭的な問題(詐欺の被害者もでている)、労働条件、給料、雇用主からの受ける精神的ダメージなどを挙げている。
同氏によると、次の法律支援ミッションは、フィリピン人労働者の多いドバイで予定されており、現在より多くのボランティアの弁護士を募っている。IBPダバオは、2017年に香港で最初の法律支援サービスミッションを行っており、より多くのOFWへの支援のため、再び香港を訪れる予定もある。