【News】海外労働福祉管理局ダバオ事務所、2017年に海外フィリピン人労働者の1183の案件を扱う 海外労働福祉管理局(以下、OWWA)は、2017年に1183件にも上る海外フィリピン人労働者(以下、OFW)の様々な案件を取り扱ったと発表した。
OWWAダバオ地方の管理者Carmela T. Elaya氏は、2017年にOFWから同局に寄せられた懸念や相談の件数は1183件であり、700とされていた年間予想件数を大きく上回ったと述べた。同局のデータによると、1183件の内訳は男性が185名、女性が998人となっている。
同氏は、OWWAダバオに寄せられた案件の大部分は、虐待、性的虐待、給料の未払い及び遅延、、病気またはその他の理由による本国への送還要請、送金に関わる問題となっており、同局は1183の案件の内、674件のを既に解決していると語った。
2016年には804件を扱い、578の案件が解決されており、2017年は前年比147%となっている。同氏は年々増加するOFWの環境や尊厳を守り続けるため、最善を尽くしていくとしている。