【News】ダバオ市は現在の隔離措置を来月末まで継続

フィリピン国旗

28日(金)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は地元のラジオ番組に出演し、市内における来月以降の都市封鎖について、9月1日から30日まで現在の隔離措置(MGCQ)を継続する意向を述べた。併せて、9月1日に予定していたロハスナイトマーケットと酒類の販売禁止令の解禁をそれぞれ9月の第3週と10月1日に延期すると発表した。

また、ダバオ市は8月28日から9月3日までの市内におけるバランガイ毎の新型コロナウィルス感染リスク分析を更新した。更新された情報によると、最も感染リスクが高いバランガイは30-Cで、続いて危険度が高いバランガイには、21-C、23-C、Bucana、Kapt. Tomas Monteverde, Sr.、Leon Garciaを指定した。市では危険度が高い地区には立ち入らないように呼び掛けを行っている。

フィリピン保健省ダバオ支部によると、8月30日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者の総数は1,371名であることが発表された。うち55名が死亡し、1,055名は既に回復したという。この週末は、新たに30名の新型コロナウィルス新規感染者が確認され、現在入院、自主隔離中の患者数は261名となっている。

また、ダバオ市も含むダバオ地方(ダバオ市、ダバオオキシデンタル州、ダバオデルスル州、ダバオデルノーテ州、ダバオデオロ州、ダバオオリエンタル州)における新型コロナウィルス感染者の総数は2,137名で、うち67名が死亡し、1,599名が既に回復したと発表されている。