ダバオ市警察庁(DCPO)は2020年7月10日(金)、バイクの2人乗りの条件に違反しているドライバーや同乗者に対し、警告を行った。同規則は7月9日(木)に発表されたもので、一般的なコミュニティ隔離措置または一般的なコミュニティ隔離措置の下にある地域において、同じ家に居住する夫婦にのみバイクの2人乗りを許可するというものだ。
同じ住居に住むカップルであっても、ドライバーとバックシートの間のバリアを装着していない場合や、バリアは装着しているものの、フィリピン新興感染症に関する省庁間タスクフォース(以下、IATF)が指定するプロトタイプに相違するようなバリアの場合は警告を受けた。現在は、市民に情報を浸透させるキャンペーンを行っている最中であり、違反者も逮捕をしていないという。
一方で、警察は徹底的にスクリーニングを行うため、今後、検問所では今まで以上に長い列ができると予想される。サラ・ドゥテルテ・カルピオ市長は、一部の運転手からのバリアを解除するよう訴えがあったと明らかにしているが、市長は、それはIATFからの命令であるため、応じることができないとしている。
今後、違反者については、罰則などの対象になる可能性があるため、最新の情報に注意していきたい。