1月20日、フィリピン統計局(Philippine Statistics Authority:以下PSA)によって公開された最新の報告書によると、2018年、ダバオ地域に暮らす貧しい人々は100人あたりにつき、19人であったという。また、世帯数では、100世帯あたりにつき貧困世帯が14世帯であった。この世帯数は3年前の18世帯や10年前の25世帯と比較すると減少したことがうかがえる。
同報告書では、貧しい人々の定義を「基本的な食料と生活必需品の要件を満たせなかった」市民とし、貧困人口は2015年の約110万人から2018年には約97万人へ減少していると報告されている。PSAでは、3年ごとに同様の報告書を作成している。
ダバオ市商工会議所の会頭であるジョンカルロ・B・トリア氏は、継続して貧困人口を減少させていくため、今後も努力をしていく必要があると言及し、特に食料品の価格を低く抑えることが生活費による支出を少なくできるだろうと語った。
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