【News】フィリピン国家捜査局ダバオ、偽造出生証明書に関連する66件の訴訟を提起

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フィリピン国家捜査局 南東ミンダナオ地方事務所(以下NBI-Semro)は、ダバオデルスル州スタクルスで発行された偽の出生証明書に関し、オムブズマン・ミンダナオ(汚職監察官事務所)に66件の訴訟を提起したことを明らかにした。

NBI-Semroのアーチー・アルバオ所長は、2025年3月19日にダバオ市バハダの事務所で行われた記者会見でこの事実を公表した。

アルバオ氏によると、偽造出生証明書の報告件数は、2018年の200件から2021年には500件へと増加しており、2016年から現在までにスタクルスで記録された件数は合計1,576件に達している。

現在までに、ダバオのオムブズマンに66件の訴訟が正式に提起されており、被告にはスタクルスの地方自治体職員や中国人国籍の人物が含まれている。

NBIダバオは、関与者に対し以下の4つの罪状で訴追を行っている。

1. 民事登録法違反(法律第3753号)
2. 公文書偽造(改正刑法第172条)
3. 反汚職・腐敗行為法違反(共和国法第3019号)
4. 偽証罪

アルバオ氏は、現在も調査が進行中であり、すでに複数の証拠を収集していると述べた。

さらに、NBI-Semroはスタ・クルス以外にも、ダバオ地方の他の地方自治体における同様の事案についても調査を進めている。

この捜査は、過去数か月間にわたり、スタ・クルスで偽造出生証明書が大量に発行されているとの報告を受けて開始されたものであり、NBI-Semroは引き続きこの問題に対応するための活動を行っている。

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