
75歳の男性が、パナボ・プレミアム・マーケットの魚売り場で滑って転倒し、頭部に負傷した。
パナボ市経済事業管理開発局(以下CEEMDO)によると、事故は2025年2月28日の午前6時頃に発生した。
CEEMDOは、事故の発生場所には注意喚起の標識が設置され、定期的な清掃も行われていたにもかかわらず、高齢の男性が滑って転倒し、後頭部に擦り傷を負ったと説明した。
同事務所は、滑りやすいタイルと雨天による湿気が事故の要因になったと指摘している。
「注意喚起の標識の設置や、清掃スタッフによる定期的なモップがけなどの予防策を講じていましたが、雨により床に湿気がたまり、タイルがより滑りやすくなっていました」(CEEMDOの声明より)
事故を受け、管理側は2025年3月2日から7日までの夜間に、タイル表面を滑りにくくするための補修作業を実施することを決定した。
さらに、水気の多いエリアの安全性を向上させるために、現在のタイルをザラつきのある素材に張り替えることも検討している。
「市場利用者の安全は最優先事項です。より安全な買い物環境を提供するために、長期的な対策を講じていきます」とCEEMDOは述べている。
管理側は、特に雨天時は十分注意して市場を利用するよう呼びかけるとともに、安全対策の強化を進めていく方針を示した。