ダバオ市の情報技術委員会の委員長ボンズ・アンドレ・A・ミリタール議員は、地方議会において「ペーパーレスシステム」を2024年11月から本格的に導入すると発表した。
「システムはすでに完全に完成しており、来月には実施できると思います」とミリタール議員は述べた。 ミリタール議員によれば、議員たちが以前の試運転から求めていた機能が「立法情報支援システムプログラム(以下LISSP)」に追加されているとのことだ。来週には、システムのフォントを変更する提案があったため、最終的なベータテストを実施する予定だ。 彼は、地方議会におけるすべてのプロセスをデジタル化し、紙の使用を減らすだけでなく、立法プロセス全体をデジタル化することを説明した。これにより、議会の紙の消費は月700リームから5リームに削減される見込みだ。システムの完全導入に伴い、インクやプリンターの経費も削減されるだろう。
この条例の承認前に、ミリタール議員は全議員に対し「ペーパーレス条例」の実施に困難がないかを相談したところ、多くの議員が支持を表明した。彼は、議員が使いやすいシステムになるよう配慮したことを強調した。
このシステムが導入されることで、全ての市民が市の条例にアクセスできるようになり、進捗を監視したり、遅延の理由を特定したり、予定された委員会の審議を知ることができるようになるという。 システムの文書がオンラインで安全に保管されるよう、ミリタール議員はファイアウォールを購入したことも報告したが、これがハッカーから100%安全であることを保証するものではないと述べた。市の情報技術センターは、ハッキング事件が発生した場合に備えて冗長サーバーを設置しているとしている。
2024年9月26日、ダバオ市議会第20回議会は、政府の取引をデジタル化するという地方自治体の目標に沿った「ペーパーレスシステム」の導入に関する条例を最終的に可決した。 システムを実施するために、議員用のタブレットを準備し、LISSPに必要なハードウェアを取得し、データ保護用のファイアウォールを設置し、クラウドサービスに登録する計画だ。「ペーパーレス条例」には約490万ペソが配分され、その大部分が速記者用のラップトップの調達に充てられる予定である。
【News】栄養失調と飢餓の解決策として、行政がフードスタンプ・プログラムを検討
【News】ダバオ市長、クリスマスシーズンに入りマスク着用任意とする行政命令に調印
【News】ダバオの情報ポータルサイト「ダバオッチ」でサポーター募集開始!