【News】フィリピンの科学者、セメントの代用品を開発

ダバオ市内で開催された第2回 ASEAN Science Diplomat Assemblyにおいて、フィリピン代表のマイケル・アンジェロ・プロメンティリャ博士は、石炭火力発電の際に発生する廃棄物をセメントの代用として利用できる「ジオポリマー」を開発したと発表した。廃棄物を再利用して生産されることから、廃棄物による環境汚染の心配も減る。

また、同開発はセメントを生産する際に大量のエネルギーを必要とする問題にも対応できると期待されており、同技術の実用化によって地球温暖化の原因ともなる二酸化炭素の排出量も減少させることができるとされている。

同氏は、石炭火力発電所の産物であるフライアッシュとセメント産業の二酸化炭素の両方を削減し、石炭灰の管理という将来的に起こるであろう問題を未然に防ぐことを目指していると述べた。

同技術は現時点において研究・開発段階にあり、1年後には実地実験、5年後には実用化を見込んでいる。