ダバオ地方で苦境に立たされている海外フィリピン人労働者(以下OFW)を支援するため、海外労働者福祉局ダバオ地域事務所(以下Owwa-Davao)は、ホリデーシーズンに合わせて「Balik Pinas, Balik Hanapbuhay」プログラムを通じて生計支援を提供し続けている。
最近、このプログラムを通じて地方のさまざまな町から集まった60人の困窮するOFWが、財政支援を受け取った。このプログラムでは、帰国したり解雇されたりしたOFWに、最大2万ペソの生計支援パッケージを提供しているという。 Owwa-Davaoによると、このプログラムは本国に永住帰国した困窮OFWを対象としており、彼らとその家族が新たな生活に順応できるよう支援している。
Owwa-Davaoは、対象となる困窮OFWに対し、支援を申請するよう奨励している。申請希望者は、ホットライン(09516578812)に連絡するか、ダバオ市エコランドのカンデラリア通りにあるLynjun Alegre-Sardidoビルにある事務所を訪れることができる。 さらに、昨年12月には、病気で亡くなった2人のOFWの遺体の帰国支援も行われた。一人はオマーンで家政婦として働いており、もう一人はスリナムで木こりとして働いていた。Owwa-Davaoの帰国支援チームは、遺体を家族に無事届け、自宅まで輸送されるよう手配した。
2023年には、市社会福祉開発局(以下CSWDO)の下で運営されている海外フィリピン人労働者家族福祉・危機センターが、222人の移民労働者とその家族を支援している。 また、CSWDOは19人のOFWと19家族に対し、総額17万ペソの危機介入資金を提供している。
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