農業省ダバオ地方局(以下DA-Davao)の職員が、アフリカ豚熱(以下ASF)の影響を強く受けている地域が減少していることを明らかにした。
DA-Davaoの植物害虫・動物疾病監視・調査部門長のアーミー・S・カプヤン博士は、一部の都市ではASFの記録がなくなったものの、公式にASFフリーとタグ付けされるためには書類が必要であると述べた。 2024年6月14日時点で、ダバオ地域の14の自治体がレッドゾーン(警戒エリア)に残っている。ダバオデルノルテのビジャヌエバ、アスンシオン、カルメン、カパロング、ニューコレラ、パナボ、サントトーマス、ブラウリオ・E・ドゥジャリ、サンイシドロ、ダバオデオロのハゴノイ、マナイ、マコ、モンテビスタ、ニューバターン、ジョセ・アバッド・サントスが含まれる。
一方、近日17の自治体がレッドゾーンからピンクゾーンにアップグレードされたという。これらはASFフリーとタグ付けされた地域だが、物理的にレッドゾーンに近い場所である。カプヤン博士は、農民にASF予防についての情報を提供するため、農民と常に連絡を取り合っていることを主張した。 「ASFのような特定の病気だけでなく、鳥インフルエンザや狂犬病についても、農民に情報を提供し続けている。彼らが他の病気についてもよりよく理解し、注意を払えるようにしている」とカプヤン博士は付け加えた。
また、特に家畜に病気の記録がない農民に対して、フィリピン作物保険公社で農場を保険に加入するよう奨励している。今週初め、農業省は、ASFの発生によって被害を受けたダバオ地方の21,000人以上の農民に対し、3億6,200万ペソ以上の助成金を配布したと発表した。
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