【News】農業省、来たるホリデーシーズンの豚肉と家禽類の十分な供給を保証

農業省(以下DA)は、ダバオ地方における豚肉と家禽類の供給は、来たるホリデーシーズンにおいて十分すぎるほどであると保証した。現在、豚肉は183％、鶏卵は5％、鶏肉は113％の余剰があり、ダバウェニョ(ダバオ市民)は年末までこれらを十分楽しめるという。

DAは、豚肉と鶏肉はほとんどが民間団体や裏庭農場からのものであるため、価格は高くなるかもしれないが、家賃、飼料、投入物、燃料、物流など、経営者の生産コストに左右されるだろうと述べた。クリスマスシーズンは需要が非常に高いが、ダバオ地方では供給が余っているため、価格が大幅に上昇することはないだろうと付け加えた。

DAはまた、ダバオ市がアフリカ豚熱(以下ASF)のピンクゾーンを達成したことで、豚肉と鶏肉の価格も安定すると予想している。ASFの色分けによるピンクゾーンの地域は、豚肉製品や豚を市内で移動させることができる。これらの地域は、致命的なウイルスが存在しない緩衝地帯であるが、感染が検出されたレッドゾーンとして宣言された地域に隣接しているため注意が必要だ。

フィリピン統計局(以下PSA)によると、ダバオ地方はドレス家禽(頭と羽を取り除いた鶏全体)の重要な生産地として注目されている。2021年時点で、ダバオ地方は約4千万羽の家禽を生産し、その約99.9％はダバオデルスル州産である。PSAはまた、ダバオデルスル州の農業・漁業生産額がダバオ地方の中で最も高いと明らかにした。ダバウェニョは食糧の心配をせず、ホリデーシーズンを楽しめるので安心しているのではないだろうか。