【News】南フィリピン医療センター内に、先住民族とイスラム教徒患者用のシェルターを建設

SPMC

第20回ダバオ市議会において、先住民族(IP)とイスラム教徒の患者を見守るためのシェルターを第3読会および最終読会で承認した。ロドルフォ・マンデ議員は、南フィリピン医療センター(以下SPMC)に建設される、IP-イスラム・シェルターの建物に、約4200万ペソが割り当てられたことを明らかにした。

このシェルターの建設は、SPMCにおける彼らの状況、特に部屋を借りる経済力がなく、病院のホールや階段に滞在している人々について、IPおよびムスリムコミュニティの間で協議を行った際に生まれた。

シェルターは「IP-Muslim KAMOTT-IKASANNA」と名付けられ、SPMCの敷地内に約200平方メートルの広さで建設される予定である。ベッド数は70の予定で、市民を優先するが空きがあれば、市内に居住していないIPも入ることができる。マンデ氏は、2024年に開始されるシェルターの建設について、ダバオ市技術者事務所(CEO)と協力し、すでに起工式を予定していると述べた。

また、医療従事者が不足しているため、特に公立病院での監視員やランナーの必要性は極めて高い。監視員とは病院内の医療従事者が提供するケアとは別に、病院内で患者の世話をする患者の家族のことである。一方ランナーとは、患者のために必要な薬や食料、器具を購入する担当者であり、これも家族が担う。地域、医療機関、政府、家族など全体で患者をサポートする仕組みによって、患者に安心感が生まれるだろう。

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