ダバオ市の色彩豊かな過去について知っているダバオ市の若者はそれほど多くないために、最近、ダバオ市の年中行事Araw ng Dabawに歴史を取り入れたり、ダバオ歴史協会を積極的に復活させたり、ダバオの歴史書を出版したりと、地元の歴史に再び関心を持たせようとする動きがかなり見られる。
ダバオの歴史を学び直すこのキャンペーンに貢献しているグループのひとつが、訓練を受けた観光省公認の観光ガイドの組織であるガイド・ダバオだ。ガイド・ダバオの会長は、｢ダバオの観光名所を案内するだけでなく、ダバオの過去に深く潜り込み、歴史的名所を探索し、ダバオの人々の歩みを理解するユニークなツアーを提供したい｣と語った。
ツアーで回る場所には、ダバオ初期の入植地に隣接するオスメナ公園、176年の歴史を持つサンペドロ大聖堂、ダバオ建国100周年記念式典で公開された平和と団結の記念碑、ダバオが当時分割されていなかったダバオ州の政治の中心地だった1926年に建てられた市庁舎などがある。
ガイド・ダバオは、昨年のカダヤワン・フェスティバルで、歴史を祝う方法として2日間の無料のツアーを行った。観光客、学生、映画制作者、観光関係者がこの大々的な活動に参加し、地元の観光を後押しする存在となった。
実際、ダバオの歴史遺産ツアーの復活は、ダバオの保護努力と観光客誘致の努力の双方にとってウィンウィンである。ダバオの過去を祝い、現在を豊かにし、未来を形作るための重要な一歩なのだ。
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