【News】ダバオ歴史協会、市内の歴史的な建造物や遺産マップ作成を計画中

ウォーターフロント

ダバオ歴史協会(以下DHS)は、共和国法第10066号(2009年国家文化遺産法)に基づき、ダバオ市内の歴史ある建造物や遺産を地図にまとめる計画を立てている。

8月14日のKapihan sa PIAで、DHS副会長のPatmei Bello Ruivivar氏は、フィリピンの著名な建築家である故Leandro Locsin氏が設計した2つの文化財の訪問を開始したと述べた。「Sasaにある旧ダバオ空港と、ウォーターフロントインシュラーホテルは、Leandro Locsinの非常に重要な作品であり、重要文化財である以上、政府による優先的な資金援助、優先的な保護、そしてこれらの保存に向けた民間セクターの投資に対するインセンティブが必要である」という。

Ruivivar氏は、これは上記の法律に従ったもので、ナショナルアーティストの作品は、国家において文化的・芸術的・歴史的価値が極めて高い重要文化財であると推定されると語る。「国家文化芸術委員会(以下NCCA)はダバオ市に重要文化財が多くあることに驚いており、我々はダバオの人々自身に、これらが社会的・歴史的に重要であることの所以を決定することを奨励している」と同氏は付け加えた。

ダバオ市議会が地域の文化財を宣言し、その後NCCAを通して国家認定を受けるというように、文化遺産の宣言を完了するまでのプロセスには3ヶ月かかるという。同氏はまた、サンペドロ広場全体、ダバオ市庁舎、サンペドロ大聖堂、オスメニャ公園を遺産として宣言するよう取り組んでいるとのことだ。

ダバオ市の文化遺産の保護は、現フィリピン副大統領のサラ・ドゥテルテ氏も推進していたことの1つだ。また、ちょうどカダヤワン祭の期間ということもあり、ダバオの文化や歴史的なものへの関心も高まる時期と言える。これを機にダバオの重要文化財が適切に保護されるようになれば良いと思う。

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