【特集】ダバオで大盛況の第21回日比祭に参加！フィリピン日系人会国際学校への留学情報も！

皆さん、こんにちは！ダバオッチのホノカです。11月22日から25日までの4日間、フィリピン日系人会とミンダナオ国際大学において第21回日比祭が行われました。今年の日比祭はフィリピン日本人移住120周年を記念して、日本とダバオの豊かな歴史と友好を祝うことがテーマとされました。

4日間を通して、日本文化を楽しむフィリピンの子どもたちの様子をみて、こんなに多くの人に愛される日本文化は素晴らしいなと改めて思うことができました。ダバオという街で日本文化を楽しむお祭りがあるのだと知ってもらえたら嬉しいです！

最後には幼稚園から高校まで、フィリピン日系人会国際学校の留学方法も説明しています。日比祭のような楽しい行事が年にいくつもあって、ダバオでお友達もたくさん作れて語学力も伸ばせる、そんなフィリピン日系人国際学校への留学はおすすめです！！ぜひ、最後までご覧ください！！

第21回日比祭のスケジュール
日本・フィリピン文化体験
開会式
日本語シンギングコンテスト
盆踊り
英語落語
フィリピン日系人会国際学校の留学について
まとめ
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第21回日比祭のスケジュール

4日間のスケジュールは写真の通りです。22日のモーターパレードで市内へ日比祭開催の呼びかけを皮切りに、開会式、日本語の歌やスピーチのコンテスト、盆踊りなどさまざまなイベントが開催されました！筆者は22日の文化体験、23日の開会式、日本語シンギングコンテスト、24日の盆踊り、25日の英語落語を見学・参加させていただきました。

日本・フィリピン文化体験

この文化体験では、折り紙、日本・フィリピン料理クッキング、書道など日本とフィリピンの文化の様々な体験が行われていました。先生がやり方を教え、生徒達は文化体験に参加します。

広場ではLuksong Lubidという縄を使ったフィリピンで人気のゲームや、Tumba lataという缶を使ったフィリピンの伝統的な遊びで楽しんでいる子ども達でいっぱいでした。これもフィリピン文化体験の一環です。

料理体験では、フィリピンスイーツのpalitawとお好み焼きづくりが行われていました。palitawとは平たく丸めた米粉を茹で上げたものにココナッツフレーク、砂糖、ごまをまぶしたお菓子です。子どもたちには大人気のスイーツで、出来上がったらすぐなくなるという感じでした！お好み焼きは先生が一つ一つの工程をしっかりと説明していて子ども達は興味津々でした。

室内では浴衣の着付け体験も行われていました。帯の締め方や丈を合わせたりするのが難しいですが、自分で着られてとても喜んでいました💕

書道は日本人の先生が教えます。ハネとハライはアルファベットにないので子ども達は苦戦している様子でしたが、みんな漢字を書くのが上手でした！

お箸の使い方を学ぶ体験もあります。お箸を初めて使った子もいましたが、みんなお箸を使ってスナックを上手に食べられていました！先生は小さなお菓子を用意していて、難易度がアップしていたと思います(笑)

開会式

開会式ではフィリピンと日本の友好関係の歴史のビデオを見たり、フィリピンのフォークダンスや各学年のダンスの発表がありました。文化祭ですが、体育祭の雰囲気もありつつ大盛り上がりでした！

最後には御神輿とよさこいと太鼓のパフォーマンスがあり、会場の熱も最高潮で幕を閉じました。この迫力は日本のお祭りでも感じたことのないもので楽しかったです！！

式には日本から、日本舞踊の先生がいらっしゃたり、在ダバオ日本国石川義久総領事もご出席されて、とても豪華な開会式となりました。

日本語シンギングコンテスト

この日本語の歌のコンテストでは筆者は審査員を務めさせていただきました。人生で審査員をやるのは最初で最後の機会だと思うので、貴重な経験でした！小学生から先生達まで日本語の歌を歌うんですが、とにかく日本語の発声が上手で、日本語母語話者にしか聞こえません。フィリピンの方はみんな歌がうまいですが、その中でもうまい方達ということで、聴きながら感動で鳥肌が立ちっぱなしでした。有名アーティストのドームライブ最前席のような空間で楽しませてもらいました！アニソンの人気は納得でしたが、MISIAの歌を歌っている参加者も複数いて驚きました！

盆踊り

4日間で最も盛り上がりを見せるのが、この盆踊りです✨子どもは浴衣やハッピを着て参加しています。これらの衣装は学校のものだそう。こんなにもたくさんの浴衣が学校に用意されていることに驚きました。

そして盆踊り会場の周りにはお店も出店しています。みんな大好き、フィリピンスイーツから、ファストフード店のジョリビー、Chowkingも出店していました！日本の夏祭りみたいでした。

私はJAPANESE KITCHENで焼き寿司を食べました！店員さんは焼き寿司と言っていましたが、ツナマヨのおにぎりをあげたようなものです！1つ50ペソでとても美味しかったです。

盆踊りは太鼓を囲んで行われますが、太鼓を叩くのも学生です！とても張り切っているところを撮らせてもらいました。

幼稚園生から先生まで多くの人が盆踊りを楽しんでいました♩ステージではお手本として踊ってくれる学生がいるので、全く盆踊りを踊れない私でも楽しんで踊ることができました！！中高生にもなると、毎年踊っているからか、完璧に踊っている子達もいて感動しました！

ここがダバオであることを忘れてしまうような一時でした、、。ダバオでこんなにも親しまれている盆踊りが日本で廃れないように守る必要があるなとも感じました。

英語落語

日本から英語落語協会の鹿鳴家一輪さん、鹿鳴家河童さん、鹿鳴家ぱんださんの3人をお呼びして英語落語を鑑賞しました。フィリピンの人たちは、落語の細かな擬音や動作に興味津々で、話のツボやオチもしっかり理解して、笑いが起こっていました。道具を使ったり、リズミカルな落語も大ウケでした。

この4日間で濃く日本文化を体感することができて、日本文化を通してダバオと日本の友好関係がより良い方向に向かっていると思いました。もっと多くの日本文化に触れてほしいと思ったとともに、筆者も多くのフィリピン文化を体験したいと思いました。

日比祭の盛り上がりは伝わったでしょうか！！参加してみたいと思ったそこのあなた！！フィリピン日系人会国際学校は幼稚園(3歳)から高校生までの留学生を受け入れています。ミンダナオ国際大学でも大学生以上の留学生の受け入れを行っているので、詳しくはこちらの記事をご覧ください！

【特集】ダバオの大学に留学しよう！- ミンダナオ国際大学をご紹介

ダバオッチではフィリピン日系人会国際学校の紹介記事を載せております！詳しくはこちらの記事をご覧ください。新たな情報を追加して留学最新情報を紹介しようと思います。

【特集】ダバオに留学しよう！パートⅡ-幼稚園から高校まで、フィリピン日系人会国際学校をご紹介

フィリピン日系人会国際学校の留学について

フィリピン日系人会国際学校｢Philippines Nikkei Jin Kai International School｣(以下、PNJK-IS)はフィリピン日系人会が運営している、インターナショナルスクールで1992年に設立されました。現在は1500人ほどが通っています。

留学生は英語、フィリピン語(タガログ)、日本語の語学3教科は少人数の特別クラスで学びます。学ぶ教科は日本と変わらず、語学3教科に加えて、算数、理科、社会、技術家庭、道徳、マペと呼ばれる体育・音楽・美術の総合教科です。ほとんどの授業が英語で行われますが、フィリピン語と社会はフィリピン語での授業となります。

英語力に不安があっても、大丈夫です！入学試験によって英語力が足りないと判断された場合は入学前に集中講座を受け、終了してからの入学になります。また、学校内ではダバオで多くの人が話すビサヤ語ではなく、英語とフィリピン語(タガログ)を話すよう推奨されています。

入学に必要な手続き

①入学試験期間中に入学試験を受け、合格証明書をもらう。入学試験は、面接試験と筆記試験です。筆記試験は英語となります。

②入学に必要な書類を準備入学のための必要な書類リストは特に前回の記事から変化はありません。

【入学に必要な書類リスト】

入学許可書(入学試験後、学校が発行)

学校の成績証明書/卒業証書(日本語と英語)

出生証明書の英文翻訳のコピー

身分証明書用写真(サイズ1×1　背景赤)3枚

入国管理局発行の特別就学許可証(SSP Special Study Permit)

パスポートのコピー

▲PNJK-ISでは、入学希望者が純日本人である場合、入学者と血縁関係のある人が現地に来て一緒に生活をしなくてはならないという決まりがあります。

▲ビザの申請は各自で行う必要があります。

③入学金の納入

学費は学年によって異なります。2023年度現在は年間約5万〜6万ペソ。この金額には入学料、授業料、設備費、教科書代が含まれ、別途、制服代などの諸経費がかかります。例えば高校1年生(10年生)で入学を希望する場合には、年間57,191ペソかかります。

コロナウイルスの蔓延による学校閉鎖があった影響で、現在新学期は8月末の4学期制となっています。以上がPNJK-ISの留学情報になります。PNJK-ISには日本人の先生も複数いらっしゃるので、安心して留学できる環境が整っていると思います。前回の記事も合わせてご覧ください！