【News】JICA、ダバオ首都圏の都市開発を行うマスタープラン策定に署名

ダバオ国際空港

国家経済開発庁ダバオ支部(以下NEDA-Davao)と国際協力機構(以下JICA)は11月10日、ダバオの包括的かつ持続可能な都市開発マスタープランの策定を示す技術協力プロジェクトに署名した。メトロポリタン・ダバオ・プロジェクトを事実上推進するための協議記録である。

このマスタープランは、土地利用計画、農業エコツーリズムと都市緑化、ダバオ湾沿岸資源管理、都市施設とサービス(交通、住宅、水、エネルギー、公共安全保障、洪水対策等)の共同サービス提供など、ダバオ首都圏とその周辺地域における持続可能でバランスのとれた都市開発を保証するものである。

NEDA-Davaoのバリサカン長官は、このプロジェクトはミンダナオ島初の取り組みであり、首都圏の経済的潜在力を活用し、持続可能で経済的に健全な地域を実現することに焦点を当てていると述べた。一方、JICAの坂本威午所長は、今回の調印は重要な前進であるだけでなく、始まりであることを強調した。またJICAが日本から専門家を派遣し、プロジェクトを成功に導くことを約束した。

メトロ・ダバオは、ダバオ市、タグム市、パナボ市、サマル市、ディゴス市、マティ市という15の地方自治体をカバーする、国内で3番目に大きな都市圏となる。ダバオ首都圏は、高度に工業化され、国際競争力のある大都市となり、生産的な人材と結束力のある地域社会が、安全なインフラを備えて、すべての人に平等な機会を促進することを構想している。

サラ・ドゥテルテ副大統領はSMXコンベンションセンターで行われた調印式に出席し、越川和彦駐フィリピン日本大使、JICA関係者、キタイン副市長も参加した。ダバオ首都圏がグッドガバナンスによって支えられ、より良い方向に導かれることを期待する。 

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