ダバオ市商工会議所(以下DCCCII)の関係者は、ダバオ市のスタートアップ企業が現在事業拡大を模索していることを明かした。
DCCCIIの情報通信技術(ICT)担当副会長のローランド・スイコ氏は、ダバオ投資会議(以下Davao ICON)のDavao Start-up Spotlightという地元のスタートアップ企業に焦点を当てる限定イベントにダバオ市内のスタートアップ企業が参加したことに言及し、スタートアップ企業の多くは、市場の需要の拡大に対応するために生産能力を上げるため、事業拡大を目指していると述べた。
スイコ氏は、「ビジネスモデルやアイディアを既に有する彼らがこのイベントに参加した主な理由は、資金提供者を得るためだと理解している」と述べ、「スタートアップ企業が事業を始めるとき、彼らはゼロから自分達の力で始めることになる。しかし今、彼らは既に市場で生産能力の大幅な増加を必要とする機会に直面しており、おそらくは事業を持続させることを考えているのだろう」と付け加えた。
同氏はさらに、ダバオのスタートアップ企業が、一般の人々に雇用を与えるという点で、ダバオの人々にとって計り知れない、そして包括的な可能性を秘めた企業であることを強調した。「ダバオ市には大きな可能性を秘めた新興企業がある。彼らがゼロから始めたビジネスが軌道に乗ることが、本当に喜ばしい」という。
9月13日にソトグランデホテルで開催されたDavao Start-up Spotlight週間でのスピーチで、スイコ氏は、7月に開催されたDavao ICONは、ダバオ地方における起業家精神・イノベーション・コラボレーションの環境を育む上で、スタートアップ企業にとって極めて重要な役割を果たしたと述べた。「我々は、ダバオを経済成長と繁栄の新たな高みへと押し上げるという共通の目標のために、パートナーシップを築き、ネットワークを広げ、支援体制を強化している」とのことだ。
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