第38回カダヤワン祭の主催者によると、今年のダンスパレードコンテスト(Indak Indak sa Kadayawan)には19団体、フローラルパレード(Pamulak sa Kadayawan)には36団体がそれぞれ参加し、ダバオ市の豊穣の季節を祝う。
主催者のハロルデ・キベテ氏は8月16日のメディアフォーラムで、参加者は色とりどりの花、果物、野菜窓、ダバオ市の豊かな収穫を表現することが期待されると語った。
20日のフローラルパレードでは、14組の非競技団体があるほか、「Daku(大きな山車)」部門で9組と「Gamay(小さな山車)」部門で13組がそれぞれ参加するという。パレードの優勝者には賞金が用意されている。Daku部門ではグランプリが80万ペソ、準グランプリには60万ペソ、準々グランプリには50万ペソが贈呈される。Gamay部門ではグランプリに60万ペソ、準グランプリに50万ペソ、準々グランプリには40万ペソが贈られる。このほか、それぞれの部門の参加者には参加賞が用意されているという。
19日のダンスパレードでは、6組がダバオ市内部門、他の13組はミンダナオ島の他地域部門に参加する予定だ。いずれの部門でも、グランプリには100万ペソ、準グランプリには50万ペソ、3位には40万ペソ、4位には30万ペソ、5位には20万ペソと、参加賞として3万ペソが贈られる。さらに、各種特別賞の受賞団体にも賞金が贈られる。
「参加者が増加しているのは、賞金目当てというよりも、パンデミックの影響で2年間家の中で過ごしていたため、ダンスパレードの興奮が恋しくなったためだ。去年はまだマスクをしていたし、病気になるかもしれないという疑念が強かった」とキベテ氏は述べた。