【News】ダバオ市沿岸道路の一部区間が開通、マルコス大統領が経済成長への期待を語る

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工事に1年以上の遅れが生じていた338億ペソ規模のダバオ市沿岸道路だが、ついに一部区間が開通した。7月1日、これにより交通渋滞の懸念に対処するだけでなく、ダバオ氏の経済成長がさらに促進されると、フェルディナンド・マルコス大統領(愛称:ボンボン)は語った。

バゴ・アプラヤからチューリップ・ドライブまでの8.019キロメートルの海岸道路セグメントAの開通式のスピーチで、マルコス大統領は、このプロジェクトは、高度に繋がった道路網を通じて、「より包括的で、全ての人の日常生活に関連した」進歩を実現することを想定していると述べた。

ロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の下で2017年に開始されたこのプロジェクトは、フィリピン・ハイ・スタンダード・ハイウェイ・ネットワーク・プログラムの下、国内の主要な島々を全て接続するという政府の目標の一部として運営されている。

マルコス大統領の他、サラ・ドゥテルテ副大統領、アイミー・マルコス上院議員、ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長、ジェイ・メルチョール・キタイン副市長など、国の主要関係者がセグメントAのオープニングを飾った。

この区間は2022年1月に歩行者のみに解放され、依頼、ジョギングやサイクリング、フィットネスを楽しむ多くの人々が訪れている。そして2023年7月1日以降、この区間は自動車にも開放される。

「全長17キロメートルのプロジェクトのうち、最初の8.019キロメートルを開通させるが、ミンダナオの人々、特にダバオのダウンタウンへのアクセスを希望する人々にとって、このプロジェクトが既に何らかの救済をもたらすことを期待している」とマルコス大統領は語った。

今回の沿岸道路の開通により、ダバオ市内への物資の輸送が促進され、地域社会、企業、消費者にとって基本的な生活必需品へのアクセスが容易になるという。沿岸道路には「快適さ、幸せ、福祉のために人々が必要としている」歩道、自転車レーン、リニアパーク、公共スペースも備え付けられている。

高潮からコミュニティを守るこの道路プロジェクトは、「よく練られたマスタープラン」だとマルコス大統領は語る。同氏は公共事業道路省(以下DPWH)に対し、残りの区間を予定通り完成させるよう努力することを求めた。

マヌエル・ボノアン公共事業道路大臣は、最初の区間は「ダバオ市のビジネスの中心地域内の交通渋滞問題に対処する上で大きな影響を与えるだろう」とした。同氏は交通渋滞問題に対処し、同率的な道路網を提供することで輸送・物流コストの削減を目指す「Build Better More」インフラ開発プログラムの下、残りの区間(セグメントB〜D)も引き続きプロジェクトを実施すると語った。

DPWHは、プロジェクト開始以来の総予算割り当てを245億5,100万ペソ、プロジェクト全体の達成率を94.88%と見積もっている。このプロジェクトは2025年までに完了する見込みである。

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