【News】マルコス大統領、ラマダン明け4月21日のイード・アル=フィトルを祝日とすることを宣言

モスク

フェルディナンド・マルコス(愛称: ボンボン)大統領は3月14日、イード・アル=フィトル(Eid’l Fitr、ラマダン明けの祝祭)として4月21日を祝日とすることを宣言した。イード・アル=フィトルはイスラム教の2大祝祭の1つで、1ヶ月に渡るラマダン断食の3日後に開催される。祝祭限定の挨拶やお祈りなどがあり、ムスリムにとって重要な日だ。

マルコス大統領は、フィリピン・ムスリム国家委員会(以下NCMF)がこの日を祝日にするよう勧めたことを受け、布告第201号に署名した。

この宣言には、以下のように書かれている。「イード・アル=フィトルの宗教的・文化的意義を国民意識の前面に押し出し、フィリピン国民全体がムスリムの兄弟姉妹と共に平和と調和の中でイード・アル=フィトルの儀式と祝祭を行えるようにするため、2023年4月21日金曜日を国全体の定休日とする必要がある」

ムスリムは、フィリピンの人口の6%を占めている。フィリピンでのイスラム教の伝統を尊重するため、政府は2002年にも、共和国法第9177号と大統領令第1083号により、イード・アル=フィトルを通常の祝日として制定した。

ミンダナオ島部のマラウィ市ではラマダン最後の10日間を休みにするなど、自治体ごとの対応も実施されている。パンデミックにより集会がキャンセルされることもあったが、今年は盛大にイード・アル=フィトルを迎えられそうだ。

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