【News】ダバオ市のバランガイで火災発生、1,200戸が被害を受ける

消防

2023年2月25日午後、ダバオ市ピアピのバランガイ(最小行政区)21-C及び22-Cにて、電線の焼損の疑いで火災が発生し、約1,200戸が影響を受けた。

ダバオ市消防局の情報調査課長兼代表者のRamil Gillado氏によると、最初の調査の結果、詳細は不詳であるが10代の若者らが、銅の繊維を得るためにこの辺りの家の中の配線を燃やしたという。また、この火災の発生時刻は午後1時6分ごろであったことが明らかになった。

「目撃者らは、銅線を取り出すために電線を燃やしている子供たちを見たという。その時には電線のカバーは外され、それが火事を引き起こしたというが、それについては更なる確認が必要である」とGillado氏は語った。

同氏によると消防局は、稼働可能な全ての消防署に協力を要請する、Task Force Alphaを宣言したという。続いて、午後3時49分頃に鎮火を、午後5時21分頃に消火を宣言した。狭くアクセスが不可能な道路状況のために、消防隊員が機器の操作に手間取り、消火に4時間以上もの時間がかかったのだそうだ。

Gillado氏は、燃えたもののほとんどが軽量で可燃性の素材であったことを踏まえると、今回の火災の被害は推定900万ペソにのぼると述べた。同氏はまた、このような危険なものを若者や知らない人に遣わせたり、操作させたりしないよう警告した。「我々は若者が電線をいじっているのを見かけたら、注意するよう言い聞かせ、このような事件を回避することが出来るように叱る」という。

この火災によって被害を受けた個人、家族、家屋、事業所などの費用については消防局が査定中である。

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