【News】ダバオ市ゴミ排出量、コロナ禍で一旦減少も再びに増加傾向へ

2017年以降、ダバオ市の衛生埋立地でのゴミの排出量は増加傾向にある。ダバオ市環境天然資源局(以下、CENRO)のデータによると、2021年の当該地域におけるゴミの排出量は1日平均698トンにも達したという。過去5年間で、その量は徐々に増加しており、2017年〜2019年の1日平均は順に575トン、602トン、614トンとなっている。2020年は610トンと落ち込みを見せたものの、2021年は698トンと過去5年で最大量となった。

ダバオ市で活動する環境団体Idisの最高責任者によると、2020年は、コロナ禍で住宅地などの家庭ゴミや、オフィスやレストラン、ショッピングモールを始めとする産業・商業ゴミの排出が少なかったため、ここ5年で唯一ゴミの排出量が減少した年になったという。また、2021年の増加は厳しい規制が敷かれていたコロナ禍の2年が過ぎ、人々がニューノーマルに順応した結果だろうとしている。2021年におけるゴミ排出の増加は7月から始まり、1日平均722トンにも達しており、そこから年の瀬の12月までゴミの排出は徐々に増加した。これは、多くの施設がコロナ規制を緩和し客を入れ始めた時期と重なっている。

また、CENROのデータによると、ゴミの排出はとりわけクリスマスシーズンにかけて最大量となっている。2017年〜2021年の12月の1日平均ゴミ排出量は順に、662トン、636トン、648トン、655トン、789トンだ。担当者は「12月は沢山のイベントがあるのでゴミ排出が最大となる」と説明。環境団体もまた、2022年のゴミの排出量も過去5年の例に漏れず再び増加するだろうと見解を示した。

同団体は、たとえクリスマスシーズンであっても、それぞれ責任感を持ち持続可能的なお祝いであるべきだと、ダバオ市民に対し排出したゴミに関心を持つよう促しており、同団体の担当者は「食べ物を無駄にしないよう消費可能な量を用意して欲しい」とコメントした。

バランガイ(行政の最小単位)ニューカルメンに位置する埋立地は2023年までに許容量が満杯になる恐れがある。これは、ダバオ市がより強力で効率的なゴミ処理システムを導入する必要があることを意味する。CENROは可燃ゴミは埋立地で捨てられるべきではないが、ダバオ市は未だに分別システムが整っておらず、施設も欠いているので、可燃ゴミが正しく分別され堆肥になるのは現状難しい状態だと説明する。日本では「当たり前」とされているゴミの分別だが、ダバオでも可燃、不可燃、食品廃棄物、リサイクル可能ゴミ、特別ゴミに分別されるシステムが整うよう願いたい。

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