2022年5月26日(木)、ナショナルフラッグキャリアのフィリピン航空は、バンサモロ自治地域内で初となるミンダナオ島コタバトからタウィタウィ島を結ぶ航空路線を来月9日から週2日の予定で開設することを発表した。
フィリピン航空によると、今回開設される新路線は毎週月曜日と木曜日の週2日間運航され、それぞれコタバト発が午前7時30分、タウィタウィ発が午前9時40分となるという。フライト時間は1時間10分で、使用する機材はエアバス320でエコノミークラスの他、プレミアムエコノミークラスも設けるということである。
同社の社長兼COOのCaptain Stanley K. Ng氏は、バンサモロ自治地域内の490万人に対し、私たちのサービスを通じてこのような新しい機会を提供できることを嬉しく思うと述べ、バンサモロ自治地域内の経済活動や観光業の発展に貢献できることを楽しみにしていると地元メディアに語っている。
バンサモロ自治政府やミンダナオ開発庁などの当局は、フィリピン航空がミンダナオ島コタバトからタウィタウィ島を結ぶ航空路線を開設することに対し、同域内の経済や観光開発の発展を支援するものだと歓迎の意を表しており、新航空路線の就航が同域内に居住する住民の利益になるよう全力を尽くすと述べている。
フィリピン航空は、ミンダナオ島内のフライトネットワークを拡大させていく意向を占めており、同島内の主要な都市を結ぶ路線の開拓に力を注いでいる。