【News】ダバオ地方の洪水被害で12,000人以上が避難、ダバオ市で約7000人が被害に

洪水

2022年4月7日(木)、ダバオ市防災管理事務所(CDRRMO)によると、水曜日から木曜日にかけてダバオ地方で発生した低気圧の影響を受け、断続的に激しい雨が降り続いた結果、同地方内の複数箇所で洪水が発生し、近隣の住民12,000人以上が近くの小学校や体育館に避難をしたと発表した。

同事務所は、水曜日の夜から木曜日にかけて、ダバオ川を含む市内の河川で水位が上昇、河川が氾濫し、ダバオ市内においては2,064世帯、6,931名が洪水による影響で住宅から避難したと発表している。洪水の影響を受けたバランガイ(行政の最小単位)は7か所でいずれもダバオ川の周辺に位置するということである。

一方、ダバオデオロ防災評議会によると、ダバオデオロ州では水曜日に少なくとも5,000人が大雨と洪水の影響で避難したという。農業用地が水没し、橋などのインフラ設備が破損するなど、大きな被害がでているという。同評議会は、マワブ町とモンカヨ町では、特に洪水被害が深刻であり、甚大な被害がでているため、州に緊急事態宣言を発出するよう勧告している。

ダバオオリエンタル州においても、大雨や洪水による影響で、カラガ町で675名、サンイシドロ町で65世帯が避難したと報告されており、大雨による洪水被害はダバオ市内のみならず、ダバオ地方全域で確認されている。また、今週末にはフィリピンの東の海上で発生した台風がミンダナオ島東部に近いてくると予想されることから当局はさらなる警戒を呼び掛けている。

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