ダバオ市観光事務所(CTOO)は、マニラ首都圏(NCR)を行き来するワクチン接種を2回終えたダバオ市民は、1月17日から自由に行き来できるようになると発表した。マニラ首都圏で新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、まだ以前のような制限は課されないようだ。
1月14日金曜日のCTOOのFacebookページの投稿で判明したこの発表について、法令に従った対応なので、ワクチンを受けていない国内線に登場する人は、航空会社に再予約などの手続きについて確認するように呼び掛けた。
また、ダバオ市に陸海空ともに入る人たちにはまだ制限や追加の条件は求められていない。CTOO所長のGenerose Tecson氏も、市内で感染者が増えているが、ダバオ市はまだ「旅行前のPCRテスト」を再度導入することを考えていないと述べている。コロナ禍に入ってからしばらくはPCRテスト結果の提出が求められていたが、感染者が減ったことを受け、2021年11月16日に解除されている。
しかし、ダバオ国際空港に外国から来た人たちには、どの国から来たか問わず旅行前のPCRテストの方針が計画されている。省庁間タスクフォースの感染症対策班が課したことがその理由だ。
1月末まで続く警戒レベル3にともない、ダバオ国際空港でPCRテストが全員必須になるかは、まだ話し合いがもたれていないという。今後の動向に注目したい。