【News】ダバオ市のワクチン接種、障がいを患う人、先住民族、ムスリムまで広がる

ワクチン接種が着々と進むダバオ市では、さらに多くの人にワクチン接種を進めるために動いているところだ。8月18日にはPeople’s Parkに接種会場が設けられ、まずは身体障がいを患う人や、バジャウ族の人たちへの接種を進めている。

ダバオ市が開設したPeople’s Parkの接種会場は、8月18日から10月まで開設される。当局のMae Aquino氏は、この会場でのワクチン接種は感染しやすい人への接種をおこなうためのものだと述べた。8月26日には知的障がい者が10名、自閉症者が15名、難聴者が15名が支援を受けながらワクチン接種を終えた。この日は他にも障がいを患う人がワクチン接種をおこない、合計で686名が接種した。また、8月27日には、バジャウ族のコミュニティで初めて、同族の30名がワクチンを接種した。その際、市のソーシャルワーカーが、バジャウ族のコミュニティにオリエンテーションもおこなっている。

Aquino氏によると、新型コロナウイルスに感染しやすい人への接種はずっと前から計画されていたという。また、People’s Parkでの今後の接種について、18歳以上の人、ひとり親、女性、そして高齢者を対象にしていきたいと述べた。同氏は、「来週は、ひとり親、薬物依存の治療を受けている人、先住民族を対象に接種をおこないます」と語った。

さらに、Covid-19タスクフォースのMichelle Schlosser氏は、ダバオ市役所が、市内5か所でムスリムを対象とした移動ワクチン接種を計画していると発表した。これは市内のムスリムコミュニティからの要望を受けてのものだそうだ。現在、ダバオ市役所はこのワクチン接種の準備を進めている。また、ワクチン接種をおこなうメンバーも編成されており、ムスリムの習慣に従っておこなうとも発表がなされている。

障がいだけでなく、宗教といったさまざまな考慮すべき要素があるダバオ市だが、そのひとつひとつに対応しながら着実にワクチン接種を進めている。