【News】フィリピンでもオミクロン株の感染者が見つかる、ダバオ市は依然安定した状況

ダバオ市内

ダバオ地方の新型コロナウイルス感染状況は、依然として落ち着いた状況が続いている。しかし、フィリピンでは初めて「オミクロン株」の感染者が見つかったため、緊張感が高まっているように感じる。

Covid-19タスクフォース・ダバオは、ダバオ市にオミクロン株の脅威はないと述べ、保健省もまだ最も新しい変異種を見つけていないし、感染者数も少ない状態で推移していると述べた。同タスクフォースのMichelle Schlosser報道官は、「感染者が少ない状態が続いていて嬉しく思います。陽性率も低く、新しい変異株の感染例も出ていません」と語った。しかしながら、マスク着用やソーシャルディスタンスなどの感染対策は継続し、ワクチンも受けるように促した。

Schlosser報道官によると、直近二週間のPCRテストを受けた人は99人にとどまり、今週は陽性率も0.5%であったという。また、症状のほとんどが微弱なものだったという。同報道官は、「数週間にわたり、死者が出るケースは多く出ていません。ほとんどが無症状で、回復に向かっています」と語った。

しかし、15日水曜日、フィリピンではオミクロン株の感染者が2名発見された。一人は日本から12月1日に帰国したフィリピン人で、7日に陽性と判明してからは隔離施設に入っている。無症状ではあるものの、到着してから悪寒を感じており、咳も出ているという。もう一人はナイジェリア人で、11月30日にフィリピンに入国した。12月7日に陽性となり、その日に隔離施設に移動した。現在は無症状だという。

いよいよオミクロン株がフィリピンでも確認された。これまでの感染対策がより重要になってくるだろう。年末年始となり、人の集まりも増えてくる季節だ。制限がいろいろと解除され油断してしまうかもしれないが、感染対策に気を付けて取り組んでいければと思う。

【News】新たに見つかった変異株「オミクロン株」への警戒が世界で高まる、ダバオ市でもサラ市長が言及

【News】クリスマスシーズンを迎え、海外出稼ぎ労働者の帰国が続々と、ダバオ市は検疫を再び強化

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社