【News】フィリピン他地方同様、ダバオ地方でも変異ウイルスの感染事例が増加

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ダバオ地方で新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が続いているが、「変異ウイルス」の感染が確認されるケースも増えている。保健省の報告によると、イギリスで初めて確認されたアルファ型と、南アフリカで初めて確認されたベータ型の感染が確認されているという。

6月23日、保健省は報道機関向けの発表にて、最近おこなったゲノム解析によってダバオ地方からアルファ型3名、ベータ型11名の感染が確認されたと発表した。

アルファ型については、3名中2名はダバオ市で見つかり、1名は軽い症状が見られ、もう一人は無症状だった。2名とも既に回復しているという。また、もう一人はダバオデルノーテ州で見つかっており、現在隔離施設で療養している。ベータ型については、11名中5名がダバオ市で見つかった。そのうち4名は無症状もしくは軽い症状だったが、60代の女性が重症となった。現在、5名全員とも回復している。また、その他6名はダバオデルノーテ州で見つかり、3名は既に回復し療養施設を退院している。しかし、他3名は現在も症状が続いているため、現在療養施設で隔離中となっている。

一次調査の結果、全員海外フィリピン人労働者(OFW)やその関連したケースに含まれていなかったという。現在も保健省では、行動履歴から陽性者と接触した人物を調査しているとのことだ。保健省は、「地方自治体は、3次感染者までの追跡調査をおこなっている段階です。そして、変異ウイルスに感染していた人と接触したと思われる人物を探しています」とコメントした。

また、現在調査している4件のケースで濃厚接触者と認められた場合、PCRテストが急がれるともコメントした。保健省によると、一次接触者となった場合、PCRテストで陰性となっても施設で14日間の厳しい隔離を受けなければならないという。そして、「保健省は各地方自治体に、隔離措置やPCRテストなどを厳しくおこなう必要があると繰り返し伝えています。変異ウイルスに限らず、市民の皆さんには基本的な感染対策を徹底していただき、Covid-19の感染を阻止し、変異ウイルスにかかることのないようしていただきたいです」と語った。

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