【News】ダバオ市でも「南フィリピン医療センター(SPMC)」で医療従事者へのブースター接種が開始

ワクチン接種会場

医療従事者へのブースター接種について、ダバオ市の南フィリピン医療センター(SPMC)は、11月21日金曜日に開始したと述べた。ダバオ地方で一番早くブースター接種がおこなわれた同病院では、250名が3回目のワクチンを接種した。

SPMCのRicardo Audan院長は、「新型コロナウイルスの患者に対応しているので、医療従事者がブースター接種を優先的に受けることができてうれしく思います。医療従事者が最初にブースター接種を受けるのは正しい判断だと思います」と語った。また、自身も21日にワクチンを接種したというAudan院長は、副反応も出ていないと述べた。

同院長によると、11月22日月曜から毎日600~800回分の新型コロナウイルスワクチンが届き、それらは病院職員のブースター接種に当てられるという。また、同月21日日曜日時点では、SPMCの職員だけがブースター接種を受けている状況となっている。フィリピン全国では、17日水曜日から接種が開始となっている。

保健省ダバオ支部のLenny Joy Rivera氏は、ガイドラインを最近受け取ったばかりで、現在は医療従事者へのワクチンの割り当てをまとめているところだと述べた。しかし、どの病院でブースター接種が優先されているかについては言及しなかった。また、ブースター接種が急がれたSPMCには合計5,686名の職員がおり、ダバオ地方のなかでも最も大きいと述べると、ダバオ市以外の患者も引き受けている同地方で主となって新型コロナウイルスにあたっている病院でもあると述べた。また、SPMC職員へのブースター接種は11月中に終わると見込まれている。

また、Audan院長は、42名の職員がワクチンをまだ接種していないことも明らかにした。最近出産したばかりの職員や、宗教的な理由でワクチンを拒んでいる職員、その他の理由でワクチン接種を拒んでいる職員などがいるという。これらの職員は、毎週PCRテストを受けているという。また、2021年までは病院がテスト代を負担するが、2022年からは自己負担になる。

ブースター接種以外にも、現在ダバオ市では12~17歳へのワクチン接種をおこなっているところだ。Audan氏は、これらの世代の子どもたちはウイルスに弱いとされているため、保護者にワクチン接種を子どもにさせるよう呼びかけている。

いよいよダバオ市でもブースター接種が始まった。新型コロナウイルス感染により病院のマンパワーが不足する事態も、これで解決されそうだ。

【News】間もなく医療従事者への「ブースター接種」が実現か、異なるワクチン接種についても言及

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