【News】ダバオ市のPCRテスト、二次および三次感染者も対象にするか議論になる

感染対策であるPCRテストを巡って、ダバオ市で議論が湧き上がっている。ダバオ市議会ではPCRテストを1~3次接触者に必須とし、受けなかった人に罰金を科すという条例について話し合いを持っているところだ。しかし、最終読会を前にタスクフォースはこの案に反対し、再び地域へのヒアリングをおこなうことになった。また、別の案も出てきているようだ。

この条例の是非が議論されている間、一次接触者(F1)に追跡調査を集中させるべきだという話が挙がった。この話が出た会議に出席していた市議会保健委員会議長のMary Joselle Villafuerte氏は、ダバオ保健所のAshley Lopez所長によると、PCRテストの結果を提出するよう指示された人のうち50%しか結果を提出していないとコメントした。また、陽性となった人の50%以上が一次接触者で、二次および三次接触者の陽性者はわずか2~3%しかいなかったという報告もあったという。Villafuerte氏は、「Ashley所長は、陽性者のほとんどを一次接触者が占めるのだから、彼らが必ずPCRテストを受けるようにしなければならないと提案しました。そして、二次および三次接触者にもテストを広げたばかりに、一次接触者が見つかる件数が減りました」とコメントした。

現在、条例では感染者、および1~3次接触者へのPCRテスト受診を義務付け、結果を提出しなければ罰金を科す方向で議論されている。しかし、Villafuerte氏の話にもあったように、一次感染者に絞ってPCRテストを科すことが理にかなっているようだ。

また、Ashley所長は、この条例に否定的なフィードバックがあることも認めつつ、これは市がウイルス拡散をコントロールするための取り組みのひとつであるとして、まだ擁護している。しかし、タスクフォースは二次および三次接触者を外すことを再考すべきと考えている。反対意見を上げている市民によると、特に医療従事者からはPCRテストの対象者が増え、テスト会場で今より大勢の人が押し寄せたらどうなるかと心配しているという。

ダバオ市では、一次接触者用のPCRテスト会場をさらに2箇所開設し、さらに1日1,000件のテストができる体制を整えた。しかし、感染者の高止まりが続く状態で二次および三次感染者も含めるかは議論すべき点であろう。