【コラム】単語の数が圧倒的!田舎の最重要植物「ヤシ」

©Shinya Sawamura

ただ、「爺さんたちは使ってた」という言葉が象徴するように、これらの言葉を、町の若い世代たちは徐々に失いつつあります。ガスで火をつけ、マクドナルドで食事をし、コンビニで買ったビールを飲み、プラスチック製のホウキをスーパーで買う生活をしている人たちにはこれらの単語は必要ありませんからね。はたして、日本はどうでしょうか?便利な生活の中で、失われて行っている言葉はないでしょうか?「持続可能」というのがキーワードになっている今の時代、これらの言葉の復権に期待したいと思います。

異文化の中で暮らしていて「なんでコレとコレ、同じ名前なの?」とか「なんでコレとコレ、別の名前なの?」と思った時こそが「文化と出会った瞬間」です。
そんな瞬間を楽しむことこそが、海外旅行や海外暮らしの醍醐味です。ヤシ以外でもいろんなところでそういうのが見つかると思います。みなさんも探してみてくださいね!