【News】ダバオ市、一時隔離用の病床をさらに確保へ

SPMC

ダバオ市役所は今後、市内の新型コロナウイルス(Covid-19)感染者のための一時的な治療および監視施設(temporary treatment and monitoring facility:TTMF)を増設することを明らかにした。Covid-19の新規感染者数は高止まりの状態が続いているが、まだ施設には幾分か余裕も見られるようだ。

ダバオ市は既に23個のTTMFを保有している。その1つはCovid-19の感染疑いがある人の隔離施設、14個はCovid-19陽性患者の隔離施設、4つは14日間の隔離が求められる人のための施設、そして4つはダバオ市に戻ってきた人たちを保護する施設だ。

そして、2020年12月10日現在、TTMFの病床数2,208に対し、使用中の病床は956床、そして使用可能な病床は1252床ある状態だ。ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏によると、Covid-19の感染疑いがある人の病床30床のうち8床、隔離施設1,283床のうち632床、濃厚接触者用の病床154床のうち75床、14日間の一時隔離用の病床124床のうち38床、そして保護施設の病床587床のうち203床が使用中だという。

まだ病床数に余裕も見られるが、今後の状況も不透明であるため、今回のTTMFの病床を増やす対応で余裕が生まれることが期待される。