【News】コミュニティ規模の検査が本格実施へ、市内の医療も強化

保健省ダバオ支部(DOH-Davao)は、ダバオ地方内で毎日少なくとも10,000人を対象に、積極的なコミュニティ規模の検査(以下、コミュニティ検査)を開始した。新型コロナウイルス(Covid-19)の新規感染者数が著しく多かった地域を優先して、コミュニティ検査が進行している。また、医療面でも周辺地域からの支援が届いてきている。

保健省副長官のアブデュラー・ドゥママ医師は、コミュニティ検査の目的について、ウイルスの拡散を即座に抑えることだと語った。また、同時進行で複数のコミュニティで検査をおこなっているとも語った。検査の対象となるのは、F1(陽性患者との濃厚接触者)、F2(F1との濃厚接触者)、およびF3(F2との濃厚接触者)の3つに該当する人である。ドゥママ医師によると、南フィリピン医療センター(SPMC)において1日2,000以上の検体を検査しているという。さらに検査から溢れてしまう可能性もあるため、48時間以内に検査ができると期待されるセブに検体を輸送することもしているそうだ。

検査は、最初に個人情報をヒアリングし、検温をおこない、最後に綿棒検査をおこなうという流れでおこなわれる。結果を待っている間は、検査の担当者と一緒に、もしくはバランガイに配置された車両に乗って帰宅することになる。さらに、待機中は自宅隔離をしなければならない。さらに結果が出た後は、それに応じて一時的な治療および監視施設(TTMF)や病院に移送されたり、自宅隔離を義務付けられたりする可能性がある。

ダバオ市は現在、100以上のTTMFや、1,570~2,000の隔離用病床を用意している。さらに、市はその規模を拡大する計画だという。他にも、カガヤン・デ・オロ市の医療技術者2名、および首都圏(NCR)の看護師および医療従事者19名がSPMCの支援に入った。さらに、Covid-19対応に必要な医療従事者12名が、セブから私立病院に配置された。それだけでなく、フィリピン軍(AFP)から25名の医療従事者も支援に入った。

ダバオ市のCovid-19対応を支援するため、フィリピン各地から支援の手が届き始めている。