【News】バイパス建設事業、公式な許可が下りる

ダバオ市のバイパス建設事業に新たな動きが見られた。3年にわたって建設が予定されているダバオ市のバイパスだが、そのうち10.7kmの工事を清水建設株式会社を代表企業とする共同企業体(JV)が受け持つことが、この度正式に許可された。

このバイパスは全長45.5kmにおよび、工事が行われる区間(35.8km)は、以下の6区間に分けられている:「I-1 (10.7 km)、I-2 (12.8 km)、I-3 (6.1 km)、II-1 (2.7 km)、II-2 (3.5 km)、およびII-3 (9.7 km)」。今回JVが受け持つことが正式に許可されたのは、この中の、区間I-1 (10.7 km)である。

このバイパスによって、Toril地区のバランガイSirawanからPanabo市のバランガイJ.P. Laurelまでの移動時間が短縮されることが期待されている。現在はPan-Philippine Highway Diversion Roadを通って1時間44分かかっているものが、同バイパスによって49分にまで短縮できるという。

また、建設工事の中の2.3kmにはトンネル建設工事を含んでいる。この区間については先日、NEXCO中日本のフィリピン国の現地法人「NEXCO-CENTRAL Philippines Inc.」が受注したところだ。フィリピン国公共事業道路省(DPWH)副長官のエミル・サダイン氏は、今回の建設工事を経て、フィリピンのエンジニアがトンネルの掘削技術などを学ぶ機会になればと語っている。

バイパスが完成することで、運転にかかる時間が短縮されるだけでなく、渋滞緩和にもつながることも期待される。