【News】社会向上プログラム(SAP)の支給、申請できなかった人がセンターに集まる

新型コロナウイルスによって経済的影響を大きく受けた家庭に対し、フィリピン政府は「社会向上プログラム(Social Amelioration Program:以下、SAP)」という支援制度を整えている。9月28日月曜日がその2回目の支払い期限であったものの、まだ支給金が手元に届いていない家庭があるようだ。

社会福祉・開発省ダバオのクリステル・メイ・キャガティン氏は、前述のとおり月曜日がSAPの支払い期限であり、パートナー会社を通して完了していると述べた。9月においては、406,082人の内、310,690人の受給を認められた人が手続きを行ったという。最新の報告によると、申請者のうち99.62%に対する支払いが完了している。キャガティン氏は、最終日までにほぼ100%の人に支払いができていると自信をのぞかせた。

また、請求日から15日経つとSAPの請求ができなくなるという。同氏曰く、多くの対象者が何らかの理由により期間内に請求ができず、支払いセンター(payment center)に長い列を作ったという。彼らのほとんどは、仕事があるために申請ができなかった人たちとのことだ。同氏は、2回目の支払いの対象になっていたが、パートナー会社からのメッセージを受信していない人からの請求に応じると語った。さらに、1回目の対象になったが、2回目は対象から外れた人も同様であるという。

新型コロナウイルスの影響で収入が減ってしまった人にとって、政府の支援は必須のものである。困っている人の手に支援が渡ることも然りだが、ニューノーマルの中で経済的に一人ひとりが自立できるように社会が変わっていくことも求められている。