ロハスナイトマーケットの再開から2週間が経過し、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、マーケット内で操業できるテナントの数を増やしていく計画があることを明らかにした。既に十分な感染拡大対策やセキュリティが整っており、マーケットの運営は順調に進んでいるようだ。
9月25日、サラ市長は87.5 FM Davao City Disaster Radioにおいて、9月12日から再開したナイトマーケットの「試験運用」は、十分な感染拡大対策およびセキュリティ対策が行われたと語った。特に、セキュリティについては「十分すぎる」対策ができたとのことだ。これらを踏まえ、現状から10%増の店舗を、近く出店許可するという。ただし、明確な時期についての明言は避けた。
現在、マーケット内には120の屋台が並んでおり、その内訳は食べ物を売る屋台が29軒、マッサージが25軒、アクセサリー類の販売が33軒、衣料品店が33軒である。また、敷地内には80名の入場が許可されている。公共警備および安全司令センター庁(Public Safety and Security Command Center:PSSCC)局長のエンジェル・サマガイサイ氏およびサラ市長は、初日に関しては来場者が少なかったものの、徐々に増えてきていると語っている。
マーケットの再開は好調のようだが、サラ市長は感染拡大対策およびセキュリティ対策への協力を再度呼びかけた。先日の記事で述べたような対策を行わない場合、マーケットから強制退去させられ、ブラックリストに入れられてしまう。項目について不安がある方は、以下の記事を参考にしてほしい。
徐々にマーケットに活気が戻ってきて、ダバオ市にも明るい兆しが多く見ることができるようになってきた。とても大変ではあると思うが、マーケットではこれらの対策にしっかり協力し、多くの人にマーケットでのひと時を楽しんでほしいと思う。