【News】ダバオ地方、市民の移動で感染者数が増加傾向

最近、ダバオ地方の新型コロナウイルス(以下、Covid-19)感染者数は増加傾向にあるが、保健省はダバオ地方のCovid-19の状況について「改善方向」にあると発表した。現在の新型コロナウイルスの感染者総数(回復した人数を除く)が、フィリピン国内のトップ10に入っていないことが理由である。しかし、ダバオ地方内の感染者数は増加傾向にあるようだ。

ダバオ保健省(DOH-Davao)副大臣のレニー・ジョイ・リベラ氏は、感染拡大に歯止めがかからない国内の他の都市にに比べ、ダバオ地方が感染者数を抑えることができている要因として、最低限の感染防止対策の徹底を挙げている。マスクおよびフェイスシールドを公共の場でつけること、2メートルのソーシャルディスタンスの確保、手洗いの慣行、これらはサラ市長も市民に何度も要請してきたことである。

しかし、リベラ氏は「油断大敵」であるとも語っている。同氏の持つデータによると、市民の移動により感染が確認されたケースが、5月に197件、6月に115件であったのに対し、隔離措置が1段階緩和された7月には377件、8月には534件と確実に増加している。また、9月1日~15日の間では、すでに194件が確認されている。同氏はこのことから、新規感染者数が減ってきていて、規制緩和がされても、新型コロナウイルスの感染防止対策が完璧であるとはいえないと語った。

とはいえ、爆発的な感染に至っていないのは「市民の協力」があることが要因であることは間違いなく、これからも、市民一人ひとりが感染予防対策を徹底して生活していってほしい。