【News】ロハスナイトマーケット、事前の一斉検査にて3名の新型コロナウイルス感染を確認

SPMC

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、ロハスナイトマーケットの再開前に行われた一斉検査で、3名の新型コロナウイルス感染者が見つかったことを明らかにした。3名は検査後、すぐに市の施設へ送られ、その経過を見守っているという。今後のマーケットの運営にすぐ影響することはなさそうだ。

一斉検査は9月12日、マーケット再開の3日前に行われ、検査の対象は売り手、店主、仕出し業者、マッサージ師、マーケットの監視を行う職員にまで渡った。その結果、売り手2名、警備員1名の新型コロナウイルスへの感染が確認された。またサラ市長は、マーケットの運営に携わっている全員が、一斉検査にて陰性であったことを明らかにしている。

しかし、それを理由としてナイトマーケットが新型コロナウイルスから断絶されているわけではないことを、市長は強調している。「売り手は商品や材料を仕入れるために、いろんな場所を回っている。また、市民もマーケットから帰ってきてから、足りなかったものを買いに商店に行く。ウイルスが拡散する機会は毎日、いくらでもある。だからこそ、私たちは感染拡大対策を徹底して行われければならないのだ」と、市長は語った。

また、市長は売り手や店主についても言及し、感染拡大対策の取り組みに違反した場合、ナイトマーケットから店舗を撤去し、ブラックリストに入れることを明らかにした。「この厳しい規則があるから、ナイトマーケットの再開に自信をもっている。この規則に理解してほしい」と語った。

ナイトマーケットが、新型コロナウイルス感染拡大の温床とならないために、そこに関わる人々、来場者の一人ひとりの意識や取り組みが問われている。