最近では汁を生成したものが健康商品として売られてたりもして、一瞬だけ「新型コロナに効く!」なんて噂も流れましたが、すぐに医学的な根拠はありませんと科学者が声明を出していました。残念!
さて、お次は「スネークプラント」。日本では「サンセベリア」という名で流通している観葉植物です。ビサイヤ語名はないので、割と最近になってから入ってきた文化かもしれませんが、傷の治療に効くと言われています。
ただ、一口にスネークプラントと言っても、濃い緑一色のもの、黄色っぽいもの、とても葉が厚いものなど様々な品種があり、傷に効くのはこの、まさに名前のごとく蛇の鱗のような模様がある種類だけだそうです。
使い方は、火であぶってから絞って汁を出し、それを直接傷口に垂らします。叫び声をあげるくらいにしみるそうですが、なんだか接着剤のようにネバネバなので、あっという間に傷口をふさいでしまうそうです。ナタや包丁での作業で切り傷ができた時には、市販の消毒薬や絆創膏などより、こっちのほうが断然効くんだそうで。まあ、私も切り傷にはものすごくしみる液体絆創膏派なので、今度はこれも試してみようかと思います。