ダバオ地域公共事業及び高速道路局(DPWH-11)は、北ダバオ州パナボ市に200メートル級の高架道路が、6か月後を予定して車両開放されると発表。同高架道路はダバオ市内の交通渋滞緩和のために敷設された。
同局広報担当官ディーン・オルティス氏は7月13日月曜日のインタビューで、「地方行政は、交通渋滞の原因がピーク時にダバオ、パナボ、タグムの3市を繋ぐ『ダアン・マハーリカ高速道路』を通過する車両の交通量が増加していることであると特定した。そのためパナボでの高架道路プロジェクトが進められた」と述べた。
プロジェクトの建設は、2018年11月に始まり、2020年1月に完了。総工費は4億5,200万円で、そのうち8,990万ペソがフランス政府からの支援金である。
建設は2つのフェーズで実施され、第1フェーズでは、高架道路の下部構造、道路拡幅、および排水コンポーネントの設置が行われた。第2フェーズでは、ダバオ地域公共事業及び高速道路局の手動で高架道路の建設が行われた。
オルティス氏によると、高架道路は2レーンから成るモジュラースチール型の橋であり、全長195.591メートル。パナボの新高架道路の開通で、交通渋滞が緩和されることを期待している。