南フィリピン医療センター(以下、SPMC)は、新型コロナウィルス(以下、Covid-19)の感染拡大に伴い、3月から一時的に停止していた外科手術の提供を、7月初旬にも再開する予定であると発表した。
SPMCの関係者は、外科手術を必要としている患者がたくさんおり、Covid-19のワクチンが開発されていなくても、病院が提供するべき一部のサービスを再開する必要がある、としている。当初の計画では、7月1日の外科手術提供再開を目指していたが、7月8日にずれ込む可能性もあるという。
外科手術を受ける患者は、手術の予定日から遡って、14日間の自宅検疫が義務付けられ、15日目に逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)テストを受ける。そこでCOVID-19の陽性と判定された患者は、手術を受ける資格がなくなり、代わりに隔離施設を紹介されることになるという。
SPMCの発表では、先週からCovid-19による死亡者が出ておらず、感染拡大の波は落ち着いていると言えそうだが、まだまだ個人の予防が大切であることは忘れずに生活をしたい。