5月9日、新型コロナウイルス感染症（以下、COVID-19）検査で陽性反応を示した生後25日の乳児が死亡したことが明らかになった。この乳児は、ダバオ地域で22番目、ダバオ市では20番目の死亡例となる。
保健省ダバオの記録によると、同乳児は、クラスターが発生したバランガイ23-Cに住んでおり、5月6日にCOVID-19の症状を示し、5月9日(土)に死亡したとされている。乳児の感染経路については、現在も調査中とされている。
問題となっているバランガイ23-Cでは、死亡した乳児を含む、COVID-19陽性反応者が10例を記録している。これらの10人の年齢や性別は、28〜50歳の女性が5人、死亡した生後25日の乳児から38歳の男性5人となっている。バランガイ23-Cからはさらに多くの陽性者がでる可能性があるとされている。ダバオ市政府は、バランガイ23-Cや他にもクラスターが発生したバランガイ21-Cへ近づかないよう市民に呼び掛けている。
ダバオニュースの裏側へ！
